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高川学園3年ぶりV

学校・塾

掲載:山口新聞

全国高校サッ力ー

第93回全国高校サッカー選手権大会県大会(県サッカー協会など主催)は16日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場で決勝があり、高川学園が3年ぶり22回目(多々良学團時代を含む)の優勝を果たした。

高川学團は前半25分にFW梅田魁人が先制点をあげた。後半4分には投入されたばかりのFW岡田浩平が追加点を決めて試合を優位に進める。 同37分に1年のMF伊石祐也が試合を決定付ける3点目のゴールを入れた。

聖光は主将のMF村田逸斗を中心に鋭いカウンターで好機をつくるもののゴールに生かすことができなかった。

つなぐサッカーで頂点

県内有数の名門・高川学園が3年ぶりに全国大会の出場を決めた。ショートパスを丁寧につなぐサッカーを展開して頂点に立った。江本監督は「 一生懸命に頑張った結果が出た」と振り返る。

高川学團イレプンは序盤、決勝の舞台ということで1、2年生に硬さがみられた。DF石田皓大主将ら3年生が中心となり後輩たちに声をかけてチームを盛り上げた。

パスを回すことでリズムをつかみ、前半25分には右サイドからドリブルで切れ込んだFW綾部廉太朗がシュート。こぽれ球をひろったMF伊石裕也からエースFW梅田魁人が右足のワンタッチプレーで先制した。

後半からは左足の手術から復帰したばかりのFW岡田浩平がチームをけん引。岡田が持ち味のスピードに乗ったドリブルから切れ込み、手術した左足を振り切り2点目をたたき込んだ。

その後も岡田のシュートがゴールバーに当たって返ったところを伊石がヘディングで飛び込み、試合を決めた。ディフェンス陣も走り込みで培った豊富な運動量を生かし、最後まで集中力を切らことなく相手の反撃を許さなかった。

悲願の全国大会に向け、全国制覇を目標に掲げる石田主将は「けががなくコンディションを整え、もっとレベルアップをして全国に臨みたい」と大舞台の飛躍を誓った。(木島)

試合結果:得点