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坂出カントリー取得

ゴルフ

掲載:徳島新聞

タカガワゴルフ場9ヵ所目

タカガワホールディングス(HD、徳島市)は28日、総合建設業の大本組(岡山市)から香川県坂出市のゴルフ場「坂出カントリークラブ」を取得すると発表した。譲渡額を含む総取得費は8億円で、11月15日に大本組から全株式の譲渡を受ける。タカガワが所有・運営するゴルフ場は中四国、兵庫の6県で9カ所目となる。

タカガワグルーブのゴルフ場所肴会社・タカガワアトランティス(香川県まんのう町、高川晶社長)が坂出カントリーの全株式を持ち、名称や臨時、派遣を含む徒業員45人を引き継ぐ。会員からの預託金(約20億円)はタカガワに全額入金され、退会の申し出があれば返金する。

坂出カントリーは1988年に大本組が100%子会社して設立、93年にゴルフ場をオープンさせた。香川県内で有数のコースと評価され、会員数は479人、2012年度の売上高は4億1970万円、経常利益は1350万円に上る。

ゴルフ入口の減少など経営環境が厳しさを増す中、大本組は「一カ所のみの経営では効 タカガワは2003年にゴルフ場事業に乗り出した。現在、徳島と兵庫に各2、香川と震鰐、岡山、山口に各1のコースを展開。共通会員制「オーナーズクラフ」など利便性を高め、8コースとも黒字経営を続ける。 坂出カントリーはグループ内でよリグレードの高いコースとして、共通会員制を適用せず運営する。

一方、キャディーなしでもプレーできるようにするなど、蓄積してきた運営ノウハウでサービスを拡充。他のコースとのネットワークも強化して会員増を目指す。

タカガワHDの高川晶会長は「多コース展開によるサービス向上や効率化の利点を生かし、中四国と近畿でゴルフ事業をさらに進化させ、収益力を上げていきたい」と話した。(湊建治)