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阿波カントリーを取得
ゴルフ
掲載:徳島新聞
5ヵ所目 3月に名称変更
予備校など運営のタカガワグループ(本部・徳島市中島田町三、高川 晶会長)は、阿波市阿波町北山のゴルフ場・阿波カントリークラブの全株式を取得した。十七日、保有していた相互産業(徳島市)と譲渡契約を交わした。買収総額は約十八億円。ゴルフ場は今後タカガワグループが運営し、三月には名称を「タカガワ西徳島ゴルフ倶楽部」に変更する。
会員プレー権継続
タカガワグループは二〇〇三年からゴルフ場経営に乗り出し、既に徳島、愛媛、香川の三県内と札幌市内で各一コースを運営している。ゴルフ場経営の長期安定化をにらんで阿波カントリーに注目。タカガワ東徳島ゴルフ倶楽部(神山町)と愛媛、香川の三コースのほぼ中間に位置する地理的利点や、好調な利用状況を高く評価し、半年前から相互産業と交渉を続けていた。
阿波カントリー会員のプレー権は継続。さらにグループ運営の五コースの会員は、どのコースもメンバー料金で利用できるようにする。クラブハウス(鉄骨二階建て、延べ二千六百四十平方b)も新築し、九月の完成を予定している。
運営会社・阿波カントリークラブはタカガワグループ参加で存続させ、同グループの高川准子社長が十七日付で新社長に就いた。従業員四十五人の雇用は継続する。
阿波カントリークラブは十八ホールで、会員数は二千五百人。〇七年は前年を5.9%上回る四万千四百人の利用があった。
高川会長は「西徳島(阿波カントリー)を加えた相乗効果で、〇八年は五コースで計二十万人の利用を目指す」と話している。