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高川学園2大会ぶり4強
学校・塾
掲載:毎日新聞
全国高校サッカー
サッカーの第86回全国高校選手権大会第5日は5日、千葉・市原臨海競技場など2会場で準々決勝4試合を行い、ベスト4が出そろった。高川学園(山口)は第1シードの遠野(岩手)を破り、校名変更前の多々良学園時代以来、2大会ぶりの4強入りを果たした。
分厚い攻撃 たたみかけ
人数をかけてがっちりと固める遠野守備陣を、高川学園の分厚い攻撃がこじ開けた。
高川学園ボールで始まったキックオフ直後、センターサークル付近から遠野ゴールを脅かすロングシュートを放って勢いをつけると、3トップがサイドを広く使ってたたみかけた。何度も決定機を逃し続けたが、前半30分、右サイドから切れ込んだMF村上がFW吉武にパス。吉武がゴール前に突っ込み折り返すと、「こぼれ球を狙っていた」という村上が左足で決めて先制。後半23分には村上の右クロスから、途中出場のMF金城がヘディングで2点目を挙げた。
守っては第1シードの遠野をシュート5本に迎えて完勝。2年前、校名変更前の多々良学園が4強に進んだ時、スタンドから声援を送っていたという村上は「(国立では)3年間練習してきたすべてを出したい」と意気込んだ。