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8強決まった!!逆転!!高川学園
学校・塾
掲載:日刊スポーツ

FW斎藤はスタンドの仲間と喜びを分かち合う(撮影・下田雄一)
全国高校サッカー 目指せ日本一!!
高川学園(山口)がFW斎藤達也(3年)の県大会を含む8戦連発弾で埼玉栄に2-1と逆転勝ち、2大会ぶりの8強(前回は多々良学園)を決めた。小学校時代のクラブチームの3年先輩がMF家長昭博(21=G大阪)。北京五輪切符獲得に貢献したドリブラーに手ほどきを受けたFWが今大会3点目と全開だ。
今大会3点得点王
ノッてる男に、またチャンスが巡ってきた。0-1の前半31分。MF永野がDFから奪ったボールが、ゴール前で斎藤の前へ…。「落ち着いて決めるだけだった」。ワンタッチでボールをコントロールし、右足で決めた。今大会3戦連発3点目。三鷹の白井、津工の中野と並び、得点王争いのトップに立つ同点弾で逆転8強を呼んだ。
県大会から12点目
県大会初戦から、実に8戦連発の12ゴール。学校が大会関係者に提出した資料は、県大会の得点が実際より2点少なく「ハットトリックを2回して全試合得点だったんです」と自ら訂正をアピール。中学ではMFが本職、DFも経験したが、母真弓さん(45)によると、高校入学時に白井監督に「僕、FWです」とウソをついた。“ポジション偽装”するほどどん欲な姿勢が今、開花している。
経営難で前校名の多々良学園最後となった05年度大会でも3試合会場で1得点。4強進出に貢献した。しかし、国立のピッチには立っていない。「自分で点を取って勝って、自分のピッチに立ちたい。もっともっと活躍したい」としゃにむに未到の聖地を目指す。
