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高川学園、15年連続V -西京に3-2、逆転勝ち-
掲載:山口新聞
全国高校サッカー県予選
第86回全国高校サッカー選手権大会県大会(県サッカー協会など主催)は最終日の17日、山口市の県維新公園ラグビー・サッカー場で行われ、高川学園が3-2で西京を破り15年連続20回目の優勝を果たした。
前半は高川学園が2失点するなど一進一退の攻防。後半に入ると高川学園は攻め手を増やし、13分に勝ち越すと持ち前の堅守で失点を許さなかった。
優勝した高川学園は12月30日から首都圏である全国大会に県代表として出場する。
前半2失点も斉藤が逆転弾
【評】高川学園は、まさかの2失点で前半終了。後半からはFWを3人にし、ロングボールで襲い掛かった。10分に原田のゴールで同点、同13分には斉藤が逆転のゴールを決めて勝利した。
今季2敗の相手に雪辱-ハイライトー
高川学園は今季、西京には4月に勝って以来、勝ち星が無く3戦2敗。注目の一戦は、1点を争う好ゲームとなったが、大会14連覇中の高川学園に一日の長があった。
今大会に雪辱を期している高川学園は、序盤から積極的にゴールを狙った。しかし、西京守備陣の前に決定的な場面を作れず、逆に西京原田に先制点を奪われる苦しい展開。益田のゴールで追いつくが、前半終了間際に勝ち越し点を奪われ、今大会無失点だった守備陣が揺らいだ。
ハーフタイムで白井監督は「サッカーで前半リードされることはよくあることだ」と声をかけ、布陣を攻撃的なもの変え勝負に出た。
後半に入ると高川学園は前線へのロングボールで西京の守備を崩しにかかる。10分、原田のゴールで同点に追いつくと、3分後には西本からのパスを受けた斉藤が「打った瞬間に入ったと思った」という技ありのシュートをゴール左隅に決めて逆転に成功、主導権を握った。
白井監督は「今年は技術力を重視したチーム作りをしている。今後は身体的な部分強化していく」と全国大会に向けて課題を語った。小川主将は「今まで支えてくれた人たち全員に優勝を報告したい。全国大会ではベスト4が目標」と意気込んでいた。